「一条工務店　やめてよかった」と言われる7つのデメリットとは？

「一条工務店をやめてよかった」と言う声を見るけど、実際どうなの？

家づくりのメーカー選びをしている人にとって、一条工務店を選んだ人達の声と同じくらい気になるのが、一条工務店を選ばなかった理由ですよね

一条工務店は素晴らしいメーカーですが、もちろん、全ての人に向いているわけではありません。

<一条工務店をやめて良かった主な理由>

一条工務店には、高い性能を確保するために、「一条ルール」と呼ばれる、間取りや吹き抜け、壁紙等に対する独自の制約があります。

そのため、性能も取り入れたいけど、デザイン性も重視したい方は、一条工務店さんより他メーカーの方が向いているかもしれません

<一条工務店をやめた方が良い人の特徴>

大切なのは、契約前に、一条工務店と他メーカーをきちんと比較する事

こちらの建築例は、断熱等級5・長期優良住宅、ZEHにも対応しており、一条工務店よりも総額1000万円近く安く建築でき、実際の住まいもエアコン１台で暖かいと言います

後悔しないためには、比較検討すること！これだけは本当に大事です！

特に迷ってる住宅メーカーは、先輩たちの後悔ポイントも徹底的に確認して参考にすると、納得の行く家づくりができます

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一条工務店をやめてよかった7つのデメリットとは？

当サイトで、「一条工務店をやめて良かった」「一条工務店で建築したが〇〇はデメリットだった」と回答した中には、主に次のような理由がありました

詳しくご紹介していきます

一条ルールの制約が合わなかった

<代表的な一条ルール>

それぞれ、ご紹介していきます

一条ルール① 間取りや吹き抜けなど設計の自由度が低い

これは、気密性・断熱性や耐震性を高めるための独自ルールですが、言い換えれば、設計の自由度が低いとも言えます。

実際に、当サイトの一条工務店で建築した方へのインタビューを纏めました

実際に、吹き抜けに制限があるのは本当で、耐震性の観点から、同じ階の床面積の３分の１以上の吹き抜けは出来ません。

ただし、その制限があるからこそ高気密・高断熱の性能が保たれている面もあるので、「性能を取るか、自由度を取るか」は、契約前に、しっかり考えておく必要があります。

一条ルール② 住宅設備が一条オリジナルのみ

一条工務店は、キッチンなどの設備を自社工場で生産する事で、価格の安さを実現しています。

一条オリジナルの設備しか選べず、好みの物がないと、他メーカーのオプション扱いになってしまい、結果的に値段が高くなります。

選択肢が多くて困る！と感じる人にはメリットですが、設備の種類や、デザインや色、床材のバリエーションが限られます。

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一条ルール③あまり知られていない壁紙ルール

他のサイト等ではあまり取り上げられていませんが、意外と重要なのが壁紙ルール

デザイン性の高い壁紙は、不燃、準不燃クロスで、一条では使えないルールになっています（選ぶことは出来るものの保証対象外）

この不燃、準不燃クロスは破れやすく、木造の家は建築から２年程度、木の材質上、収縮したりするため、クロスの破損に繋がることが多いみたいです。

当サイトの一条施主さんによれば、勾配天井に使う木目のクロスは迷ったものの、不燃クロスにしたとのこと

今でも破れ等もなく、１番気に入ったデザインのクロスを使用出来て満足はしていますが、破れた時には、保証も効かないし、勾配天井なので足場を組まなければいけなく、金額も高いので、少し怖いです

ミドルコストと言いつつ価格が高い

ただし、住宅メーカー全体で見ると、ミドルコストに位置し、思った以上に価格高いと感じる人が多いのも事実です。

商品によって坪単価は異なりますが、自由設計で、70万円～85万円(建物のみ)が相場です

一方、2024年度　建築着工統計調査(国土交通省)によれば、住宅の平均坪単価は65〜70万円(建物のみ)となっています。

	地域のビルダー	一条工務店
設計の種類	自由設計	自由設計
坪単価 (総額)	約72万円	約85万～109万円
総額	約2160万円	約2550万～約3270万円

工務店を含めた、地域のビルダーは坪単価50〜70万円前後のメーカーも多く、自由設計で、大手ハウスメーカーよりも安く建築できるのも特徴です

地域の優良メーカーと、価格や内容を比較してからでも遅くないので、是非比較してみましょう

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外観がどの家も似ている

一条ルールにより、建物は総2階の構造が基本、また、外壁タイルはそのコストパフォーマンスの高さから、一条工務店施主のほとんどが採用します。

このタイル外壁は、メンテナンス不要などのメリットはありますが、配色も限られるため、外観のオリジナリティは少ないです。

全館床暖房に魅力を感じなかった

全館床暖房は、お家のどこに居ても暖かく、エアコンなどに比べて乾燥も少ないと評判です

床暖房は光熱費が増えてしまうことがデメリットですが、施主さんへのアンケート調査によれば、太陽光発電も合わさり、電気代はむしろ安くなったと回答している方が多いです

小さな子供やお年寄りがいる方には全館床暖房はおすすめですが、断熱性がしっかりしている家の場合、全館床暖房に魅力を感じない方もいらっしゃるようです

打ち合わせ時に設計士からの提案は少なめ

自由設計と言いつつ、こちらから間取りの希望を伝えないと進みにくく、理想の家づくりがしづらいと感じましたと言う意見もありました

一条工務店に限った話ではありませんが、間取りは生活動線などを考え、自分たちでも、ある程度考えると後悔が少なくなります

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値引きがない

他メーカーでは「最初からその値段で出してよ…」と思うようなこともありましたが、一条工務店は全員に公平な価格で提供する姿勢を貫いていて、安心して契約できたのが印象的です

値引きはなくても、「標準仕様が高性能」「オプションを付けなくても満足できる」ことで、最終的なコスパはむしろ高いと感じました。

契約を急かされ強引な営業だと感じた

一条工務店に限らず、営業担当との相性は人それぞれです

営業担当がイマイチと感じた時は、

を冷静に判断するようにしましょう。

一条工務店自体は魅力的で、営業担当と合わないだけなら、担当者を変えてもらい、それでも違和感を感じるようなら、一条の家自体に何か引っ掛かる部分があるのかもしれません

一条工務店を選んで良かった理由

当サイトの、一条工務店の施主さんへのインタビューで特に評価が高いものをご紹介します

全館床暖房の快適さに感動

全館床暖房のおかげで、リビングや部屋だけでなく、廊下やトイレまでも暖かく、子どもが裸足で走り回っても安心の環境です。

気密・断熱性が高く光熱費が大幅に節約できる

真冬でも暖房器具は使わずに床暖房だけで十分暖かく、電気代は賃貸時代に比べてかなり安くなりました。

真夏もエアコン一台を適切に設置、使用することで、全館冷房を実現出来て光熱費が節約出来ています

標準仕様が充実していて、オプションが最低限

アフターサービスが充実している

一条工務店で契約する前に！後悔しないためにすべき3つのこと

予算と優先順位を決める

家づくりの際には、予算と夫婦で譲れない条件の優先順位を決めましょう

予算と、優先順位が決まれば、条件に合うメーカーが自ずと絞られてきます

予算と、大体の希望が把握できたら、「タウンライフ家づくり」を活用してみましょう

例えば、賃貸を探す際に「2LDK・月６万円～」と希望を入力し、条件に合った物件を比較すると思います

例えば「4LDK・1000万円」と条件を入力すると、希望に合う、地域の優良メーカーや大手メーカーからオリジナル間取りプランなどの提案が届きます

詳しくはこちらをご覧下さい

一条オリジナルの設備をチェックする

一条工務店で選べる設備は、全て一条オリジナル製品ですので、好みのデザインや色があるのか確認しておくほうが良いでしょう

商品によっても選べる設備が異なりますので、商品ごとのカタログで設備をチェックするのがおすすめです

契約前に最低でも3社は比較する

価格や標準仕様、デメリットを比較することで、後悔のない家づくりに繋がります。

また、各社の強みを知ることで、自分たちの優先度と、メーカーの強みがマッチしているのか確認することもできます

情報収集には、住宅カタログ一括請求が便利です。情報収集が簡単で、家でゆっくりと検討もでき、地域の優良ビルダーを知ることもできますよ

一条工務店をおすすめする人・しない人

最後に、一条工務店をおすすめする人・しない人をご紹介します。

一条工務店がおすすめな人

一条工務店は、次のような人におすすめです

デザイン性よりも、住宅性能を重視する人には、一条工務店は合っていると言えます

断熱性・気密性は業界トップの性能を誇り、全館床暖房などの標準仕様は他社にはない特徴です

全館床暖房をつけても、元々の断熱性が高く、エアコン1台で済むため、太陽光発電を組み合わせれば、電気代が0円という家も珍しくありません。

他メーカーの方が合っている人

反対に、以下のような人は一条工務店以外も検討した方が、後悔が少ないでしょう

実際に、一条工務店で施工した方へのインタビューでも、間取りやデザインの自由度は低めという回答が目立ちました。

ただし、この制限を加える事で、気密性・断熱性などの性能を実現しているとも言えるので、「性能を重視するのか or デザインを重視するのか」優先順位を明確にする事で、後悔が少なくなります

まとめ｜後悔しないためには複数メーカーを比較して決めよう