更新日:2024年11月
一条工務店の規格住宅の価格が知りたい
本記事では、このような疑問にお答えします!
一条工務店の規格住宅には、「HUGme(ハグミー」と「i-smile(アイスマイル)」という2種類の商品があります
本記事では、HUGme(ハグミー)とi-smile(アイスマイル)について、各商品の【坪単価・価格・標準仕様の違い】などを徹底的に比較し、解説していきます
一条工務店の規格住宅を知りたい方は、本記事を参考にしてくださいね!
一条工務店の規格住宅|ハグミーとアイスマイルについて
まずは、一条工務店の2つの規格住宅について簡単にご紹介していきます
HUGme(ハグミー)
一条工務店のハグミーは、一条工務店45周年を記念して作られた新商品で、最も価格の安い商品です
プロが厳選した全100プランの中から希望の間取りを選べ、選んだ間取りの変更はできません
住宅性能は、他の一条工務店の商品に比べて、少しグレードが劣りますが、2倍耐震性能や、ZEH基準のクリア、長期優良住宅認定や、初期保証も30年と、ローコストメーカーや建売と同じくらいの価格帯でありながら、ローコスト住宅や建売に比べて、住宅性能が高いことが特徴です
HUGme以外の商品は、全館床暖房や6人分の深型食洗器が、標準仕様となっていますが、HUGmeは、これらの設備を全てオプションにすることで、驚きの価格を実現しています
i-smile(アイスマイル)
HUGmeとの大きな違いは、「住宅性能の高さ+充実した標準仕様」
一条工務店の高い住宅性能や、充実した標準仕様はそのままに、優れたコストパフォーマンスが特徴です
住宅性能は、HUGmeよりも良く、他グレードの商品と同等の断熱性能を誇り、全館床暖房・4枚ガラスの樹脂サッシ・6人分の深型食洗器、などが標準仕様となっています
選べるプランは4000通りと数が多く、間取りはHUGmeと同じく変更はできませんが、床材や壁紙など若干の変更はできます
ハグミーvsアイスマイル|坪単価・住宅性能・標準仕様の違い
※: ○・・・標準仕様
坪単価の差額は約10万円
住宅性能&標準仕様は、アイスマイルの圧勝と言えます
実際の30坪の見積もりも、後ほど説明します
間取りプランの数
アイスマイルよりハグミーのほうが商品として新しく、より厳選した間取りになっており、例えば、水回りが充実していたり、要望の多いプランが纏まっています
どちらも間取りの変更は出来ず、他の商品に比べて設計の自由度は低いです
ハグミーや、アイスマイルで、希望の間取りが見つからない場合や、キッチンなどの設備にもこだわりたい場合、アイスマイルよりグレードの高い次の4つの人気商品がおすすめです
i-smile+から上の商品は、間取りが自由に設計できるフリープランとなっています
坪単価が上がるに従い、選べる設備の幅やグレードも広がります
断熱性能・耐震性など住宅性能の違い
断熱等級は、ハグミーが5相当、アイスマイルが6相当となっており、これは、「断熱材の厚さ・窓の仕様」によるものです
断熱材の厚みは、ハグミーが89mm、アイスマイルが140mmとなっています
また、i-smile(アイスマイル)は、4枚ガラスの樹脂サッシ窓が標準のため、断熱等級は6相当、ペアガラス窓が標準仕様のハグミーは断熱等級5相当となっています
アイスマイル以上の商品は、壁に140mmの断熱材、屋根に235mmのウレタンフォームが入っており、これは、一般的な住宅の断熱材の2倍の厚みです。
更に気密性の高い、4枚ガラスの樹脂サッシ窓により気密性を高め、断熱性能は一般的な住宅の約4倍と言われています。
4枚ガラス窓にすることで、気密性・断熱性が上がるため、電気代も1年間で約6万円変わります
2025年には、断熱等級4が義務化、2030年には断熱等級5が義務化されるため、これから家を建てる方は、断熱等級5以上を取得しているメーカーや商品を選ぶのがおすすめです
また、断熱等級5の家でエアコンをつけたり消したりするよりも、等級7の家で24時間つけっぱなしの方がエアコン代は安くなります
耐震性はどちらも、業界最高水準の耐震等級3となっており、ハグミーの場合、内壁に強力な壁「ミッドプライウォール」を配置することで、耐震等級3を超える「2倍耐震」を実現しています
標準仕様の違い
ハグミーと、アイスマイルの主な標準仕様の違いは、次の通りです
HUGme(ハグミー) | i-smile(アイスマイル) | |
外壁全面タイル | ○ | ○ |
75年間メンテンス不要のシロアリ処理 | ○ | ○ |
全館換気システム | ○ | ○ |
窓ガラス | ペアガラスの樹脂サッシ | 4枚ガラスの樹脂サッシ |
全館床暖房 | × | ○ |
深型食洗器(6人分) | × | ○ |
太陽光発電 | オプション | 強制オプション |
どちらの商品も、30年間メンテンスが不要な外壁タイル(タイルは3種類から選択可)や、75年間メンテナンス不要のシロアリ処理が、標準仕様でついています
ハグミーは、アイスマイルで標準仕様の、以下の仕様が全てオプションとなっています
- 全館床暖房
- 深型食洗器(6人分)
- 4枚ガラスのペア樹脂サッシへのグレードアップ
また、ハグミーはオプションで、4枚ガラスの樹脂サッシ窓にすれば、断熱等級はアイスマイルと同じ6相当になります
ハグミーの床暖房は、1坪2万円程度(30坪で約60万円)のオプション料金がかかります
アイスマイルは、太陽光パネル&蓄電池は強制でオプションを付けられ、価格は+20.3万円/kwとなっており、ハグミーは、太陽光パネル無しも選択可能です
キッチンなどの設備
キッチンは、ハグミー&アイスマイルともに、「オープンタイプ」「I型」「キッズカウンターキッチン」の3つが標準仕様で選べます
色はホワイト、グレー、ダークの3つから選べ、キッチンカウンターの高さも、800m、850mm、900mmの3種類から、足腰に負担をかけない高さが選べます
規格住宅の30坪の見積もり価格・総額を比較
ハグミーとアイスマイルの「30坪の2階建ての概算見積もり総額」はこちらです
オプションなど何もつけない状態での、最低価格の差額は約500万円
坪単価は、建物本体の価格で、家づくりには次の2つの費用が必要です
- 付帯工事費:土地の工事にかかる費用
- 諸費用:手続き申請費用
付帯工事は、土地の工事にかかる費用で、土地の状態によって工事費が変動します
諸費用は、登記などに必要な費用です
2つの費用は、どの商品を選んでも変わらず、選ぶ商品によって変動するのは、建物本体の価格【坪単価×坪数】と【オプション費用】です
どの商品を選んでも、坪数を少なくコンパクトにすることで、費用を削減できますし、価格の安いHUGmeであっても、オプションだらけにすれば、価格が上がってしまい、他の商品と変わらない価格になってしまいます
具体的に、一条工務店の商品別の概算費用や、他メーカーとの価格・内訳を比較するには、一括見積もりがおすすめ!
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ハグミー&アイスマイルの間取りの実例3選|一条工務店の規格住宅
i-smile|吹抜けのある収納充実の間取り
こちらは、アイスマイルの4LDKの間取りの実例です
18畳の広めのリビングは、吹き抜けになっており、天井が高く開放感を演出できます
キッチンにはパントリ―、2階にはウォークインクローゼットなど、充実した収納もポイントです
延床面積 | 32.53坪(107.57㎡) |
建物本体の参考価格 | 約2100万円前後 |
1階にファミリークローゼットのある間取り|HUGme
こちらは、HUGmeの1階部分にファミリークローゼットのある3LDKの間取りの実例です
私も実際に家を建ててみて感じましたが、玄関やリビングにファミリークロゼットがあると、帰宅してそのまま上着やカバンを閉まっておけて、とても便利!
リビングが片付きやすくなり、コンパクトで綺麗な家を保てます
延床面積 | 32.06坪(105.98㎡) |
建物本体の参考価格 | 約1920万円前後 |
4LDKの平屋の間取り|HUGme
近年、ワンフロアで生活ができる平屋も人気を呼んでいます
こちらは、HUGmeの平屋の間取りの実例ですが、階段や廊下がない分、面積を有効に使え、28坪~30坪の平屋=33坪ほどの2階建てで、同じ間取りを実現することができます。
4LDKの同じ間取りで、2階建てよりも、5坪分少なくなるので、5坪分、建物価格を抑えることもできます。
一条工務店の平屋が気になった方は、こちらの記事をご覧ください
延床面積 | 30.56坪(101.02㎡) |
建物本体の参考価格 | 約1800万円前後 |
まとめ|どちらの商品を選ぶべきか
一条工務店の規格住宅の「ハグミー」「アイスマイル」についてご紹介しました。
どちらの商品にするか迷っている、また、一条工務店の他の商品も気になる・・という方は次のステップで家づくりを進めてみましょう
家づくりにかけられる予算や、希望の広さの間取りイメージが把握できていない方は、こちらを見てみましょう
とにかくコスト重視の方や、全館床暖房・太陽光発電・4枚ガラス窓などのオプションがいらない方、または一部をオプションで付けたい方はHUGmeがおすすめです
一条工務店の魅力の1つが、高い住宅性能
実際に建てた人の意見では、太陽光発電と断熱性の高さによる、月々のエアコン代の安さが挙げられます
全館床暖房もあって良かったという意見が多いため、【高い住宅性能×充実した標準仕様】を求める方はi-smile以上の商品がおすすめです
どちらの間取りも気に入ったものがない、間取り設計や設備にもこだわりたい、土地を既に持っていて条件に間取りが合わない場合は、i-smileよりグレードの高い自由設計の商品を選択することになります
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特に、複数メーカーに、実例集やカタログ、見積もりを一括で貰うことができるので、展示場を何社も周らずとも、仕事や育児の合間に、家でゆっくりと価格や間取りを比較・検討できます
さらに、家族人数やライフスタイルに合わせた、資金計画やオリジナル間取りプランも作成してもらえるので、家づくりのイメージが出来なくても、予算や間取りのイメージがしやすくなります
一条工務店で建てると決めている方も、そうでない方も、複数メーカーを、しっかりと比較した上で決めると後悔のない家づくりになります。
また、実例集や間取りプランを多く見ることで、実現したい間取りのイメージも把握しやすくなります
私は、家づくり当初、広いLDK+LDK横の洋室や和室は、必須と考えていました
しかし、間取り実例などを多く見る事で、コンパクトな間取りで開放感を出す方法や、子供の遊びスペースを確保するアイデアが見つかり、結果的に希望を反映させつつ、予算内に抑えることができました。
また、複数社の見積もりを元に、最終的に希望のメーカーに交渉することで、300~500万円の値引きも叶います
詳しくはこちらの記事をご覧ください