【2024年】三井ホームの坪単価は80〜100万円!30坪の価格・総額は?

ハウスメーカーの坪単価

更新日: 2024年9月

三井ホームの注文住宅は、おしゃれでダイナミックな空間設計と、断熱性能の高さが特徴!

結論からお伝えすると、三井ホームの注文住宅には、大きく、2つの注文住宅の商品ラインナップがあり、坪単価は次の通りです

  1. 三井ホームオーダー: 坪単価100万円〜(完全自由設計の注文住宅)
  2. 三井ホームセレクト: 坪単価80万円〜(規格住宅の注文住宅)

※坪単価は、本体価格のみで、付帯工事や諸費用などは含んでいません

坪単価は、三井ホームの営業マンの方から、直接ヒアリングした2024年の最新の価格を記載しています

30坪の2階建ての本体価格の目安は、2400〜3000万円、総額は3000~4000万円が目安です

平面ではなく、立体で考える「m3設計(りゅうべいせっけい)」を採用し、独自のプレミアム・モノコック構法の強みを活かして、高さを活かした、自由度の高い空間作りを得意としています

業界No.1の機能を搭載した全館空調システムも人気で、断熱性能の高い快適な家が特徴です

この記事では、

  • 三井ホームの商品ラインナップと坪単価
  • コストの安い規格住宅の価格や特徴
  • 商品毎の特徴
  • 20坪〜40坪の価格・総額シミュレーション
  • 口コミや評判

について、徹底解説していきます

2024年の値上がりなどの最新情報を反映した内容になっているので、注文住宅を検討している方は参考にして下さいね!

記事の後半では、たくさんのハウスメーカーの中から自分に合うハウスメーカーを絞る方法も紹介していきます

坪単価 ・規格住宅 80万円
・フルオーダー 100万円
30坪の予算・総額は約3200~4000万円
標準仕様・屋根: ダブルシールドパネル
・断熱性能: UA値0.39
・断熱材グラスウール140mm
アフターサービス・保証・60年保証 365日24時間受付体制
人気のオプション・全館空調システム(スマートブリーズ、スマートブリーズワン)  

各ハウスメーカーの坪単価や価格を、ランキング一覧表で効率よく比較したい方はこちらの記事をご覧下さい

➤➤注文住宅 坪単価 ランキング

【2024年最新】三井ホームの商品ラインナップと坪単価

三井ホームの注文住宅の坪単価は、80〜100万円

大きく2つの商品ラインナップがあり、それぞれの坪単価・特徴は次の通りです

三井ホームの注文住宅の坪単価と商品ラインナップ
画像出典: 三井ホーム 公式サイトより引用
  • MITSUI HOME ORDER(三井ホームオーダー):フルオーダーの注文住宅
  • MITSUI HOME SELECT(三井ホームセレクト):規格住宅(セミオーダー)の注文住宅 

規格住宅(セミオーダー)の坪単価は、80万円前後、フルオーダーの坪単価は、約100万円〜が目安

平屋の場合、規格住宅(セミオーダー)の坪単価は、83〜84万円、フルオーダーの坪単価は105万円〜110万円ほどになります。

規格住宅とは、ある程度決まった間取りプラン・内装デザインから希望のものを選び、家を作っていくスタイルの注文住宅で、建売とフルオーダーの良い所取りができます

2つの商品の違いは、間取り設計や内装デザインの自由度の違いで、どちらを選んでも、断熱性能や耐震性などの住宅性能、構造駆体、長期保証などは変わりません。

ハイブランドな三井ホームの注文住宅を、できるだけコストを抑えて建築したい人は、坪単価80万円~建築できる「三井ホームセレクト」がおすすめです

➤➤三井ホームの規格住宅(安いプラン)とは?坪単価や価格・間取りを紹介

【坪数別】20坪、30坪、40坪の建築価格と総額の目安

20坪~40坪の本体価格と総額の目安は次の通りです

坪数規格住宅の本体価格フルオーダー本体価格総額
20坪1600万円2000万円2400~3000万円
25坪2000万円2500万円2800~3500万円
30坪2400万円3000万円3200~4000万円
35坪2800万円3500万円3600~4500万円
40坪3200万円4000万円4000~5000万円

坪単価は、大手ハウスメーカーの中でも高額な部類ですが、次のようなメリットを考えると十分にメリットがある価格帯です

  • 住宅性能が高く断熱性・耐震性が高い
  • 空間設計力が高い
  • 60年の長期保証で長きに渡って住める家

ただし、坪単価だけでは具体的な家づくりの予算は立てられません。

家づくりの総額には次の3つの費用が必要です

  1. 本体価格(坪単価×坪数)
  2. 付帯工事費
  3. 諸費用

付帯工事は土地の工事にかかる費用で、地盤改良工事や給排水管工事などが含まれ、土地の状態によって価格は変わりますが、150~300万円ほどが目安です

諸費用は、登記手続きなど手続きに必要な費用で、約100万円ほどが目安です

その他、オプションや外構費などによって価格は変わりますが、本体価格坪単価×坪数+600~1000万円ほどが総額の目安です

価格は、坪数や土地の広さによっても変わるため、費用感を知りたい方は、一度見積もりを取ってみると良いでしょう

「タウンライフ家づくり」を活用すれば、希望の地域や、広さ、家族構成を入力するだけで、お家に居ながら、簡単3分で、複数社の見積もり、実例集、間取りプランが手に入りますよ

私も家づくりの際に利用しましたが、子連れで展示場に行って複数社の話を聞くのは凄く大変ですよね

複数のメーカーの価格や内容を比較することで、後悔のない家づくりにも繋がりますし、相見積もりを元に交渉することで、総額から300万円〜500万円安くしてもらえることも多いんです

詳しくはこちらの記事をご覧ください

→【これが無料はバズるよね!一括見積もりランキング3選】

実際の30坪の見積もり価格を公開

私が、実際に頂いた「三井ホームの30坪の見積もり」を公開します

三井ホームの注文住宅30坪の見積もり

規格住宅の「三井ホームセレクト」と、フルオーダーの「三井ホームオーダー」で本体価格は約600万円ほど変わります。

規格住宅(セミオーダー)と、フルオーダとの違いを知りたい方は、こちらをご覧下さい

➤➤三井ホームの商品の特徴は?規格住宅とフルオーダーの違いは?

【2024年】値上げの影響は?

コロナ以降、住宅価格が上がり、更に昨今の物価上昇の影響を受けて、この1年〜2年で、坪単価が10万円ほど値上がりしています

ハウスメーカーは、様々な資材や設備を入れて家づくりをするため、物価高騰の影響を受けやすく、三井ホームも例外ではありません

2年ほど前まで、三井ホームのフルオーダーの坪単価は90万円でしたが、現在は100万円~となっています

この傾向は、どのハウスメーカーでも同じで、この10年間で右肩上がりを続けています

ハウスメーカーの注文住宅に憧れるけど、価格が高くて手が出せない・・そんな時はこの3つを試しましょう

  1. 坪数を調整する
  2. フルオーダーではなく規格住宅・セミオーダーを選ぶ
  3. 相見積もりを元に契約前に値引き交渉をする

特に効果が大きいのが、間取りや内装を1から設計するフルオーダーではなく、ある程度希望をカタチにしつつも、コストを安くできる「規格住宅やセミオーダー」を選ぶこと

規格住宅(セミオーダー)は、物価上昇の影響を受けて、最近人気が高まっているため、ハウスメーカーでも力を入れている商品です

ハウスメーカーによって仕様は様々で、例えば、1500プランの中から間取りを選べるメーカー、フルオーダーと同じく中の間取りを自由に変更できて、グレードの高い設備を選べるメーカーまで内容は様々です

ハウスメーカーの「規格住宅やセミオーダー住宅」を知りたい方は、こちらの記事がおすすめ!

もう1つ、私が家づくりの際に価格を下げることに役立ったのが、相見積もりを取り、希望のメーカーに交渉することです

契約時に実践することで、総額を300~500万円安くすることができ、毎月のローンも1万円ほど削減できま

見積もりを比較することで、価格の安いメーカーを把握できるだけでなく、標準仕様や、保証が充実したメーカーなど、内容を比較でき、後悔のない家づくりに繋がります

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相見積もりだけでなく、最新の実例集・カタログが一括で手に入り、オリジナルの間取りプランも手に入るので、展示場を何社も周らずともお家でゆっくりと比較検討できます

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他のメーカーの注文住宅との坪単価比較

参考までに、他のハウスメーカーの注文住宅の坪単価はこちらです。

ハウスメーカー規格住宅(セミオーダー)フルオーダー
一条工務店56.5万〜65.6万円69.4万〜83.3万円
桧家住宅調査中調査中
タマホーム調査中調査中
三井ホーム80万円前後100万円前後
ダイワハウス80万円〜87万円 100万円〜
住友林業90〜95万円 100万円
スウェーデンハウス93万〜100万円106万円
積水ハウス無し100万円

規格住宅の坪単価は、大手ハウスメーカーの中では中間の価格帯、フルオーダーの価格は高額な部類となっています。

三井ホームは、長く住める寿命の長い住宅をコンセプトにしているので、初期費用はローコストメーカーに比べて高くなりますが、長期的なランニングコストはローコストなメーカーに比べて安くなります。

ハウスメーカーの注文住宅の坪単価や特徴を一気に比較したい方はこちらの記事をご覧下さい

→注文住宅 坪単価ランキング

三井ホームの商品ラインナップの特徴

三井ホームの2種類の商品ラインナップの違いを解説していきます

2つの商品の違いは主に2つあります

  1. 間取りプランの制限
  2. 内装インテリアの制限
  3. 選べる設備の制限

詳しく説明していきます

規格住宅の「MITSUI HOME SELECT」

坪単価は、80万円前後

MITSUI HOME SELECT(三井ホームセレクト)は、規格住宅の注文住宅で、セミオーダー型の住宅とも呼びます。

  • 100種類ほどのベースプランの中から間取りを選ぶ
  • 内装のデザインは6パターンの中から選ぶ
  • 外観はモダンスタイル、ウッドスタイルの6パターンから選ぶ
  • キッチンはトクラス一択で、色は選べる
  • 全館空調をつけることは出来ない
  • オプションで食器棚、タッチレス水洗をつけることはできる

選んだベースの間取りに、多少のカスタマイズは出来ますが、コストが安い分、フルオーダーに比べると自由度が低いことが特徴です

内装デザインは、6パターンの中から選び、選んだパターンによって、床、壁、天井、キッチンの色がオートマチックに決まり、多少のオプションを加えることはできます。

打ち合わせが、ほとんどないのがメリットです。

フルオーダーの「MITSUI HOME ORDER」

坪単価は、100万円〜

MITSUI HOME ORDER(三井ホームオーダー)は、フルオーダーの注文住宅です。

間取りや内装などを、設計士と1から作成し、自由度の高さが特徴です。

フルオーダーの特徴として、三井ホームの最大の特徴である「m3設計」を採用し、高さを活用した開放的な空間を設計できます。

内装は、インテリアコーディネーターと打ち合わせをして決めていきます。

キッチンの標準仕様は、次の2つのメーカーから選べます

  • 永大産業: 元々家具屋なので意匠性が高い。職人が手作業で掘ったかまちというデザインが特徴
  • トクラス: 機能性重視のキッチン

値段は上がりますが、オプションで、意匠性がカッコ良い「クッチーナ」や、「キッチンハウス」のキッチンも選べます

他のメーカーではオプションで追加するカップボード(食器棚)が、標準仕様でついていることも特徴です。

→三井ホームの実例集・間取りプランを手に入れる

三井ホームの注文住宅の間取りの実例3選

三井ホームの注文住宅の間取りを3選ご紹介します。

規格住宅(セミオーダー)の4LDKの間取り

画像: 三井ホーム 公式サイトより引用

規格住宅(セミオーダー)の三井ホームセレクトの4LDKの間取りの実例です。

キッチンには、パントリーもついており、リビングを一直線に眺められ、子供の様子を見ながら家事ができます。

玄関から近い場所にクローゼットもあり、コートや鞄などがしまえるのも便利です

延床面積33.77坪(111.66㎡)
広さ4LDK
参考価格本体価格2700万円

➤➤希望の広さでオリジナルの間取りプランを作成する

明るく開放的な小屋裏収納のある間取り

三井ホームの注文住宅の間取りの実例
三井ホーム 公式カタログより

フルオーダーの2LDKの間取りの実例です。

リビングは2階に設置し、中庭まで一体化させるよう設計し、ダイニングには中庭に向けた約2.5m幅の大きな窓を設置し、光溢れる明るい空間です。

2LDKの間取りですが、小さな書斎や、小屋裏収納もあり、ワークスペースや収納場所もしっかりと確保した間取りです。

延床面積28.76坪(95.08㎡)
家族構成夫婦+子供1人
参考価格本体価格3000万円

➤➤三井ホームの実例集・間取りプランを手に入れる

2階リビングの日当たりの良い間取り

三井ホームの注文住宅の間取りの実例
三井ホーム 公式カタログより

広いバルコニーが特徴の明るく開放的な間取りの実例

2階の南側に設置したリビングと、広々としたバルコニーを段差なく続けて、大きな開口部を設けることで、リビング、キッチン、バルコニーまで一体感的に繋がっています。

パントリーやロフトを設けて、収納空間もたっぷりと確保しています。

延床面積27.9坪(92.27㎡)
家族構成夫婦+子供2人
参考価格本体価格3000万円

➤➤オリジナルの間取りプランを作成する

三井ホームの注文住宅の3つの特徴

三井ホームには、他のメーカーと比較して、特に優れたポイントが3つあります。

  1. 高さを活かしたダイナミックな空間設計
  2. 断熱性能が高い
  3. 全館空調による快適な空間

高さを活用したダイナミックな空間設計が得意

三井ホームの最大の特徴は、「㎥(りゅうべい)設計」と呼ばれる高さを活用した空間設計です

設計の際に、平面でなく、立体で考え、デッドスペース、仕切りや扉の少ない、高天井・開放感のある空間設計が叶います。

高さを活用した空間設計の事例として、例えば

2階をリビングにして、勾配天井にし、吹き抜けのようにダイナミックな空間にしたり

階段の踊り場をちょっとしたワークスペースにしたり

子供部屋をミニロフトを作ったりすることもできます

この空間設計を支えるのが次の2つ

  • 独自のプレミアム・モノコック構法
  • ダブルシールドパネルの屋根

プレミアム・モノコック構法は、外壁で家を支えるため、室内に柱を作ることなく、開放的な空間を実現できます。

屋根にも特徴があるのが特徴で、ダブルシールドパネルは、特許を取得しているため、他社には真似できません

一般的な天井断熱は、外部からの熱を室内に伝えないための空気層として小屋裏を利用します。

三井ホームが特許を取得している「ダブルシールドパネル」は、屋根自体に断熱材が使われており、熱を室内に伝えず、夏は涼しく冬は暖かいことが特徴です。

そのため、吹き抜けや屋根裏を作っても暑くならず、開放的な空間設計が叶います

断熱性能が高い

三井ホームの快適な空間を支えてるいるのが、断熱性の高さです。

ダブルシールドパネルの屋根断熱に加えて、壁にはグラスウールの断熱材が140mmが使われています。

熱の逃げにくさを表すUA値は0.39と、一条工務店、スウェーデンハウスに次ぐ、業界3位を獲得しています。

全館空調による快適な空間

断熱性能と合わせて快適な空間を支えているのが、独自の全館空調です。

吹き抜けなど、開放的でダイナミックな空間を作っても、全館空調により、空調効率を気にせず、どこに行っても体感温度は同じです。

全館空調は、フルオーダーの住宅のみ採用でき、規格住宅(セミオーダー)では残念ながら採用することができません。

オリジナル全館空調のスマートブリーズは、「冷房、暖房、お家の換気と空気の洗浄、脱臭、加湿、除湿」の機能があり、全館空調の機能としては業界No. 1です。

カビやダニの発生を抑制し、エアコンや扇風機、加湿器、除湿機もいりません。

デメリットとして、メンテナンスが年に1回、4万円ほどかかり、フィルターの交換も数年に1回かかり、3年ほどで保証が切れます。価格は200万円です。

新しくできた「スマートブリーズワン」は、「冷房、暖房、除湿、換気、空気清浄」の機能があり、作りがシンプルで、メンテナンスは、フィルターを掃除する程度で、10年保証もついています。価格は140万円です。

三井ホームの注文住宅の口コミ・評判

アフターが悪すぎます
不具合の連絡して人をよこすも、解決できませんでした。
設計図とずれて壁設置、打ち合わせと違う風呂設置や、洗面所の配管は建てた当初からから水漏れなど何度も来てもらったが治らず、床が腐りました。ここ何年かでカスタマー出来たけど全て有料でおすすめできません。

写真では豪華な造りに見えるが、実際はちゃちい材質で造りも悪い。前の建て売り住宅の方がしっかりした造りだった。三井を選んだことを後悔している。

デザイン性に優れ、デザイン性は気に入っていますが、建築後に不具合が多数出てアフターが機能していません

契約後、5割近くも値上げさせられました。
営業マンは、どれだけ値上げ出来るかが腕前のようです。大手で安心して契約しましたが、とんでもない企業だと思います。お金を持ってると判ると、あきらかに金額アップされます。

まとめ

三井ホームには2種類の商品ラインナップがあり、坪単価は80〜100万円

フルオーダーは自由度が高く、三井ホームの特徴である高さを活かしたダイナミックな空間設計や、全館空調を採用でき、快適な住まいが叶います。

規格住宅は、コストを抑えた分、間取りや内装デザインの自由度は低いことがデメリットですが、構造や長期保証はフルオーダーと同じで、高い住宅性能が叶います。

一方、口コミではアフターサービスが不満という声も多く、家づくりの際は、しっかりとハウスメーカーや工務店を比較することが大切です。

住宅メーカーは全国に数千社あり、全てを比較したり、何度も展示場に足を運ぶのは不可能です・・

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