積水ハウス シャーウッドの坪単価・価格は？

更新日：2025/7/12 最新！

<シャーウッドの坪単価・総額（目安）>

建物	約96万円/坪
総額	約120万円～約130万円/坪
28坪の総額	約3300万円

積水ハウスには、「ブランド力」や、「設計の技術力の高さ」に定評があり、他メーカーに比べて価格が高くなります

そのため、多くの方は予算オーバーとなることが多く、慎重に検討すべきでしょう

「積水ハウスが高すぎる」と感じた方は、他にも、おすすめのメーカーが沢山あります

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詳しくは、こちらの記事をご覧ください

積水ハウスのシャーウッドの魅力とは？

積水ハウスは、鉄骨と木造の2種類の住宅を提供するハウスメーカーです。

その中でもシャーウッドは、木造でありながら鉄骨に匹敵する性能を持つ、積水ハウスの技術力が結集された木造住宅です。

強度の高い鉄骨と同等の自由度の高い空間設計ができ、大きく４つの魅力があります

シャーウッドの坪単価は約100万円！？２８坪の総額の目安は？

<本体価格と総額>

内容	金額（税込）
建物本体価格	26,337,600円
値引き額	-5,000,000円
総額	39,464,010円 (うち土地代600万円）

<坪単価>

坪単価	約96万円／坪
延床面積	約27.45坪（90.75㎡）

一般的に、坪単価と言うと、建物本体のみを指すことが多く、総額の坪単価は、120～130万円程度となるようです。

上記の価格には「床暖房(LDK＋各部屋)」「ベルバーン外壁」「太陽光パネル」「HENS」などが含まれており、標準仕様のグレードも高めです。

もちろん、選ぶ設備、オプション、建物の大きさによって、価格は変動しますが、これは、大手ハウスメーカーの中でも、トップレベルに高く、予算に余裕がないと選択肢に入れづらいメーカーです

積水ハウスには、「ブランド力」や、「設計の技術力の高さ」に定評があり、他メーカーに比べて価格が高くなります

そのため、多くの方は予算オーバーとなることが多く、慎重に検討すべきでしょう

「積水ハウスが高すぎる」と感じた方は、他にも、おすすめのメーカーが沢山あります

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どうやって値引きをしてもらったの？

１つ目のポイントとして、私たちは当初から、「土地代込みで4,000万円が予算の上限」と営業担当者に明確に伝えていました。

最初に具体的な予算を提示することで、営業側もその範囲内で最適な提案をしてくれるようになります。

現実的な予算を正直に伝えることが、効率的な打ち合わせの第一歩になります。

また、しっかり予算を伝えることで、営業担当者も「本気の顧客」と認識し、値引きや調整に積極的になるというメリットもあります。

契約後に金額が上がるのは注文住宅ではよくある話ですので、契約前には多めにオプションを入れておき、契約後に削って減額する戦略を取りました。

この方法なら、契約時点で最終的な支払い総額をある程度見通せるため、資金計画も立てやすくなります。

そして、２つ目の大切なポイントが、相見積もりを元に値引き交渉すること！最後の一押しで、結果的に500万円値引きが叶いました

家の購入も同じで、2〜3社の見積もりを比較することで、価格の安さだけでなく、同じ価格帯でも標準仕様や、住宅性能の高いメーカーなどを知ることができます

とは言え、全国に600社ほどあるメーカーを比較するのは、現実的にできませんし、展示場に足を運ぶのも大変です。

タウンライフ家づくりを使えば、希望の地域に対応したメーカー・工務店の「実例集・カタログ・見積もり・オリジナル間取りプラン」を、一括で手に入れることができます

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「シャーウッド」の5つの強みとメリット

シャーウッドを選ぶ理由には、積水ハウスの豊富な実績に基づく信頼性と、住まいの性能面などさまざまな理由があります。

木のぬくもりを感じられる住環境

シャーウッドの最大の魅力は、天然木材が持つ温かみのある住環境です。

木材の自然な質感や色合いは、家族が集まるリビングや寝室に心地よい空間を演出します。

触れたときの温かさや香りなど、五感で感じる木の良さは、鉄骨住宅では得られない特別な魅力です。

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メンテナンスフリーの陶器外壁「ベルバーン」

シャーウッドでは、陶器外壁「ベルバーン」を採用できます。

この外壁材は色褪せや汚れに強く、基本的に塗り替え、メンテナンスが不要です。

一般的な注文住宅では、外壁の塗り直しが10〜15年周期で必要になり、これが大きな維持費用となります。

ベルバーンを採用すれば、初期コストは高くなりますが、30年間で数百万円の外壁メンテナンス費用を節約できます。

また、ベルバーンの外観は非常に美しく、モダンで洗練されたデザインの住宅を実現できます。豊富なカラーバリエーションから選択でき、個性的で印象的な外観が素敵です。

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完全自由設計で制限が少ない

多くのメーカーでは、構造上の制限により「ここに窓は取れない」「柱が必要」といった制約が打ち合わせ中に出てきます。

しかし、シャーウッド工法は、木造軸組工法に独自の技術を組み合わせた構造システムで、鉄骨並みの強度を実現しています

高い耐震性を確保しながら、開口部の広い自由度の高い空間設計が可能になるため、他メーカーでは難しい間取りやデザインも実現可能です

木材の調湿効果による快適な室内環境

木材は天然の調湿機能を持っており、夏は湿気を吸収し、冬は水分を放出します。

この自然な調湿効果により、一年中快適な室内環境を維持できます。

特に日本の高温多湿な夏には、この調湿効果が室内の快適性向上に大きく貢献します。

高気密・高断熱で光熱費を抑えられる

シャーウッドは、高気密・高断熱性能に優れ、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を実現できます

外気温の影響を受けにくいため、エアコンなどの空調設備の効きが良く、使用頻度も少なくて済むのが特長です。

温度差が少ないことでヒートショックのリスクが軽減され、高齢者や小さなお子さんのいる家庭にも安心です。

遮音性も高く、外部の騒音をシャットアウトできる点も魅力です。

木造「シャーウッド」の標準仕様・鉄骨「イズ」との違いは？

いずれも積水ハウス独自の技術が採用されており、性能の高さには定評があります。

数年前までは、鉄骨・木造の中にも、様々な商品がありましたが、現在は木造(シャーウッド)と鉄骨(イズ)の2商品に統合されています

	シャーウッド	鉄骨
構法	シャーウッド構法 （木造軸組＋モノコック構造＋ラーメン構造）	ダイナミックフレーム・システム（1・2階）フレキシブルβシステム（3・4階）
耐震等級	等級3	等級3
断熱等級	等級4以上	等級4以上
屋根材	スレート	陶器瓦
外壁	ベルバーン（全5種類、カラーはそれぞれ1～4種類）	ダインコンクリート セラブリッド（1・2階）シェルテックコンクリート（3・4階）
キッチン	Panasonic「ラクシーナ」クリナップ「ステディア」など	Panasonic「ラクシーナ」クリナップ「ステディア」など
床材	朝日ウッドテック（複合フローリング）	朝日ウッドテック（複合フローリング）

最大の違いは外壁材

シャーウッドの標準外壁は、積水ハウスオリジナルの「ベルバーン」

陶器と同じ製法で焼き上げたこの外壁は、高い耐候性・断熱性・防汚性を持ち、紫外線や湿気に強く、色褪せしにくいメリットがあります。

鉄骨住宅では、ダインコンクリート（1・2階）やシェルテックコンクリート（3・4階）などの耐久性の高い外壁材が使われます。

防火性能にも優れており、防火地域や準防火地域にも使用できます

鉄骨は高い耐震性と大空間設計が魅力

鉄骨住宅には、1・2階建て用の「ダイナミックフレーム・システム」、3・4階建て用の「フレキシブルβシステム」が使われています。

どちらも高強度の柱や梁を使っており、開放感のある大空間と高い耐震性を両立できます

さらに、免震構造（高性能ゴムダンパー）の導入も可能で、地震の揺れを抑えることもできます。

シャーウッドも鉄骨に匹敵する耐震性

木造住宅の「シャーウッド構法」は、積水ハウスオリジナルの木造軸組＋モノコック＋ラーメン構造」を組み合わせた構法です

震度7相当の地震を複数回加える実験でも、構造躯体に損傷がないことが実証されており、鉄骨住宅に劣らない耐震性を確保しています。

標準仕様の共通点と選択肢

木造・鉄骨どちらの構法でも、住宅内部の標準設備は共通しており、高いクオリティが保たれています。

また、屋根材や外壁のデザイン・カラーも豊富なバリエーションから選べます。

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シャーウッドはこんな人におすすめ

シャーウッドは積水ハウスの木造住宅ブランドとして、多くの魅力的な特徴を持っています。しかし、すべての人に最適というわけではありません。

ここでは、シャーウッドをおすすめできる方を、具体的な特徴と合わせてご紹介します。

将来的な家の維持費を抑えたい方

シャーウッドは、長期的な維持費を抑えたい方に特におすすめです。ベルバーン外壁を採用することで、一般的な住宅で必要となる外壁の塗り直し費用を大幅に削減できます。

初期投資は高くなりますが、30年、40年という長期スパンで考えると、総コストを抑えられます。

また、高気密・高断熱性能により、光熱費も継続的に削減できるため、ランニングコストの面でも優れています。

モダンな雰囲気が好きな人

シャーウッドのベルバーン外壁は、木造のイメージを覆す「モダンで洗練されたスタイリッシュな外観」を実現できます。

豊富なカラーバリエーションから選択でき、個性的で印象的な外観を演出できます。

シンプルモダンやナチュラルモダンなど、現代的な住宅デザインを希望される方には最適な選択肢です。

大空間を実現したい方

大きな吹き抜けや開放的なリビング、スキップフロアなど、ダイナミックな空間構成が可能です。

天井の高さは標準で2,470mmですが、オプションでは2,700mmまで対応可能なので、吹き抜けを作らなくても、広がりを感じられる空間がつくれます。

家族が集まる大空間や、趣味を楽しむ特別な空間を求める方にとって、シャーウッドの設計自由度は大きな魅力となります。

シャーウッドをおすすめしない人

シャーウッドは高品質で安心感のある住宅ですが、すべての人にマッチするわけではありません。

ここでは、実際に建ててみて感じた「シャーウッドが向いていないかもしれない人」の特徴を、リアルな体験を交えてご紹介します。

予算を抑えたい人

シャーウッド構法は積水ハウスの中でもグレードが高く、平均坪単価は90〜100万円前後と比較的高めに設定されています。

建物本体の価格に加え、標準仕様の設備や素材もハイグレードなため、初期費用が膨らみやすい傾向にあります。

特に、規格住宅を検討している方には、他メーカーの方が選択肢が広がるでしょう。

将来的なリフォームを検討している人

将来的に間取り変更やリフォームを柔軟に行いたい方にとって、シャーウッドは制約が多くおすすめしにくい構法です。

積水ハウスのシャーウッドは、型式適合認定を取得した独自構造のため、設計変更には厳しい基準が設けられています。特に、他社にリフォームを依頼することが難しいケースもあります。

将来のライフスタイルの変化に備えて自由度を重視する方には不向きかもしれません。

後悔しないためには、他メーカーとの比較・検討が大事

木の素材感や設計の自由度にこだわりたい方には、シャーウッドだけでなく他社の木造住宅も検討することをおすすめします。

たとえば住友林業は、無垢材をふんだんに使った内装や木質感あふれる空間づくりに強みがあり、木造住宅ならではの魅力を追求したい方に好まれています。

メーカーごとに構法やデザイン、価格帯に個性があるため、積水ハウスに限らず複数社の比較を通じて、最適な住まいを選ぶことが大切です。

契約前に、最低でも３社の特徴・内容・価格を比較し、後悔のない家づくりをしましょう

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