【住友林業の規格住宅】ひどい評判の真偽は?建築体験談から口コミを解説

評判・口コミ

更新:2025/7/6

この記事で解説できる悩み
  • 住友林業のひどい評判の真偽は?
  • 住友林業の規格住宅で実際に建築して施主が感じたメリット、デメリット

住友林業でマイホーム建築を考えてるけど、ネガティブな噂が真実なのか?気になる方も多いのではないでしょうか

本記事では、ネット上の口コミだけではなく、実際に建築した方にインタビューを行い、リアルな声を纏めました

本記事では住友林業の規格住宅「フォレストセレクション」で建築した施主にインタビューを行い、リアルな感想をまとめました

「一生に一度のマイホーム、後悔したくない」

「住友林業に憧れるけど、本当に自分に合ったメーカーなのかな?」

住友林業の特徴

住友林業は、名前の通り、林業から生まれた住宅メーカー

自社で森林を所有し、高い品質の木材の調達から施工まで一貫して管理しているのが強みです。

住友林業独自の構法である「BF(ビッグフレーム)構法」は、家の強度を保ちながら柱や壁の量を減らし、自由で開放的な間取りを設計することができます。

自然と調和した様な空間デザインが特徴で、保証やアフターメンテナンスも手厚く、安心感があります

住友林業のひどい評判は嘘?建築してみた感想は?

おうちガイド
おうちガイド

ぶっちゃけ住友林業で建築した感想はどうですか?

住友林業施主
住友林業施主

住友林業で建築して、とても満足しています。

住友林業は、価格を抑えた規格住宅でも坪単価は100万円を超えるため、価格の高さはあります

しかし、それ相応の安心感と信頼があると感じています。

建築士やインテリアコーディネーターの方も打ち合わせに加わってくれるので、とても密な打ち合わせが可能でした。ただし、その分、打合せの回数が多く疲れてしまったのも本音です

良かった点
  • 打ち合わせから引き渡し後まで、日程の確認や作業の段取りがとてもきっちりしている
  • 返答の遅れや書類漏れ等がなく、安心して任せることができる
悪かった点
  • 打ち合わせの回数が多かった
  • 当時2歳の子どもがいたので、毎回、約1~2時間の打ち合わせでも回数を重ねていくと疲れを感じた

住友林業の良い評判&口コミ・5つのメリット

住友林業は、人気の大手ハウスメーカーの1つですが、実際に建築した方はどのような点を評価しているのでしょうか?

ここでは、施主が感じた住友林業の5つのメリットをご紹介します

  • 営業担当者の対応が良かった
  • アフターサービスの充実
  • デザイン性の幅が広い
  • 木材の種類の豊富さ
  • 耐震性が高い

営業担当の方の対応が良かった|門前払いではなかった

営業の方の印象が良く、最終的に住友林業に決めた最大の理由とも言えます

いわゆる体育会系の様なごり押しの営業マンではなく、傾聴してくれる方でした。

ネット上には「門前払い」等の口コミも出てきますが、少なくとも私の担当者は、こちらが希望している事を親身に聞いた上で提案してくれ、提案力の高さを伺えました

アフターサービスの充実

躯体構造、防水の最長60年保証、住宅設備10年保証等、大手ならではの充実した保証内容で、建てた後の安心感があります。

火災保険も住友林業と提携している会社での相見積もりも可能だったので、建てた後も安心できます。

また、オーナー専用サイト「クラブフォレスト」は、オンラインでのアフターサービス予約ができる等の利便性も良く、アフターサービス担当の方も迅速に対応してくれます。

ビックフレーム構法によるデザインの幅広さ

住友林業独自のビックフレーム構法は、家の強度を保ちつつデザインの選択肢を持つことができます。

限られたスペースでも、開放的な間取りや、他社では難しい間取り設計が可能です。

我が家は、リビングの南側に大開口の窓を設置し、間取り以上の広さを実感しています。

木材の種類の豊富さ

木材の種類が多く、デザインの幅がとても広がります。

床材だけでなく、造作棚等のデザインも豊富で、床材と造作棚の素材を合わせて統一感のある設計も行いやすいです。

また、インテリアコーディネーターの方も打ち合わせに加わってくれたので、木材に合った家財や照明の提案もしてくれました。

木造ならではの耐震性

耐震等級はどの住宅メーカーも宣伝しています。

住友林業は震度7の揺れを22回、震度4~6の揺れを224回の合計246回の揺れに対しての耐震性を維持できたという結果を出しています。

地震が多い日本なので、耐震性はとても重要だと思います。一生住む家なので、私達は家の丈夫さを一つの基準として住友林業を選びました。

住友林業の悪い評判&口コミ・5つのデメリット

施主が感じた5つのデメリットをご紹介します

  • 規格住宅でも価格が高い
  • 打合せの回数が多い
  • 施主支給の融通が利きづらい
  • 引き渡し初日にお湯が出なかった
  • 引き渡し後、数か月で壁にヒビが入った

規格住宅でも、やはり価格が高い

価格を抑えた規格住宅でも、坪単価が約100万円以上になるため、やはり価格は高いです

規格住宅は、ある程度決められた中で運用する分、完全自由設計より安く建築できるのがメリット。住友林業は「フォレストセレクション」と「プレマール」の2つの規格住宅があります

住友林業の規格住宅の価格の目安

住林施主
住林施主

参考までに、我が家の建築総額は、規格住宅のフォレストセレクションで、2890万円でした

この価格は、大手ハウスメーカーの中で比較しても高く、ローコストメーカーと比べると、坪単価で50万円程の差があります

ただし、初期費用は高いですが、将来的なメンテナンス費用や家の寿命は長く、30年間で必要なメンテンスは10年ごとの防蟻処理のみです。

「住友林業で建築したいけど、もう少し安くならないかな?」

「住友林業よりも安くて良いメーカーを知りたい」と言う方におすすめなのが、「タウンライフ家づくり」です

いくつかの簡単な質問に答えると、年収などに合った複数のメーカーを提案してもらえます

2〜3社を比較するだけでも、内容や価格を比較でき、更に、相見積もりを元に交渉する事で、最終的に300~500万円の値引きに成功する事も多いんです

詳しくはこちらの記事をご覧下さい

規格住宅でも、打ち合わせの回数が多かった

私が建築したのは、住友林業のフォレストセレクションという規格住宅でしたが、間取りの自由度が高い分、間取りの打ち合わせに時間を要しました。

住友林業は建築士の方だけでなく、インテリアコーディネーターの方との打ち合わせもあります。

その中で、こちらの要望が上手く伝わらなかったり、要望に合った提案をいただけないと打合せが長引き疲れてしまいます。

住林施主
住林施主

間取りの提案は建築士の手腕に左右されるかと思います

施主支給の融通が利きづらかった

住林施主
住林施主

住友林業では、施主支給が厳しく融通が利きづらいです

タオル掛けは取り付けのみでしたので、現場監督の許可を得て取り付けて頂きました。

住友林業で照明等の施主支給はあまり好まれていないです。

どうしても導入したいものはこちらで用意して、それ以外は住友林業で取り扱っているものから選ぶ等、折り合いをつけて交渉すると良いかと思います。

引き渡し初日にお湯がでなかった

引き渡し初日、入浴のために湯はりした際、配管に砂が詰まっていて浴槽にお湯が溜まりませんでした。

引渡し前に給湯器等のお湯の出をチェックして引き渡しだったので、砂が詰まった原因は不明でした。その日はかろうじてシャワーからお湯が出たので、シャワーで済ませました。

翌日には配管の業者に迅速に対応してもらい、その後は不具合なく過ごしています。

引き渡し後、数か月で壁紙にヒビが入った

住み始めて半年くらいして、キッチン背面の壁紙にヒビが入っていました。

アフターサービスの方に連絡し、壁紙を張りなおしていただきました。理由は、ヒビが入った箇所は木材の接合部分となっており、膨隆しやすいためと言われました。

壁紙を張りなおしてもらって以降、ひび割れは起きていません。

住友林業はこんな人におすすめ

  1. 木の質感や温もりが好きな人
  2. 長く快適に安心に過ごしたい人
  3. こだわりの家を建てたい人

木の質感や温もりが好きな人

住友林業の特徴である木の質感や暖かみを感じることができます。

特に、無垢床は肌で直接木の質感を感じることができます。木材の選択肢もとても多いです。

同じ素材で統一感を出したり、違う素材で質感の違いを楽しんだりすることもできると思います。

長く快適に安心に過ごしたい人

アフターサービスも最長60年の保証や定期メンテナンスがあります。

また、30年までは防蟻処理の費用以外は定期点検のみで、引き渡し後の費用も少ないかと思います。

住んでいても家に守られているという実感がわいてきます。家を建てた後も安心して住みたいという人におすすめです。

こだわりの家を建てたい人

住友林業は、建築士の方だけでなく、インテリアコーディネーターの方もいます。

生活スタイルや家族構成に合わせた間取りの提案だけでなく、木材の種類や家具に合わせた統一感のあるデザインの提案も可能です。

こだわりの家を造りたいけど、プロの意見も参考にしたいという人におすすめです。

住友林業をおすすめしない人

  1. スタイリッシュなデザインを重視したい人
  2. 短期で家を建てたい人
  3. とにかく価格をおさえたい人

スタイリッシュなデザインを重視したい人

木のぬくもりや質感を活かした家づくりが得意なハウスメーカーです。

落ち着いた空間を造りたい方にはおすすめです。

しかし、鉄筋コンクリートが得意とするスタイリッシュでモダンな空間づくりは難しいかと思います。

短期で家を建てたい人

住友林業は、打ち合わせを細かく行い、デザインや間取りを納得いく形にしてくれます。

その為、打ち合わせの回数が多かったり、確認事項が多かったりします。

間取りやデザインにこだわりがない人、お任せしたいという人にはおすすめできないです。

とにかく価格をおさえたい人

住友林業は、木材や仕様にこだわった人におすすめできるハウスメーカーです。

その為、標準仕様のグレードも高い物が多いです。

初期費用をおさえたい人にはおすすめできないです。

住友林業に関する質問まとめ

質問1:高額な費用に見合った価値はある?

→ 十分あります。

質問2:設計の自由度はどうでしたか?

→ フォレストセレクション(セミオーダー)でしたが、自由度の高さを感じました。

質問3:家が寒いって本当?

→ 冬はエアコン一台で十分です。しかし、扉が吊り下げの場合、床面との空間ができて寒さを感じるので、我が家は100均で隙間テープを使って対処しています。

質問4:採用して良かったオプションはある?いらなかったオプションはある?

→良かったオプションは吊り下げ天井です。大開口の窓と合わせることで、圧迫感がなかったです。また、吊り下げ天井に設置した照明が間接照明の役割をしてくれて、夜はとても落ち着いた空間を演習してくれます。当時はキャンペーンで数個の提案仕様から一つ選べるサービスでした。その為、我が家は実質無料での取り付けでした。価格は約20万円です。

質問5:外構はハウスメーカーに依頼する方が良い?専門業者に依頼した方が良い?

→住友林業で外構を依頼すると、家の外観と合わせて3Dでのイメージを作成してくれます。家の外装に合わせた外構にしてくれるので、おすすめです。我が家は価格を優先したため、知り合いの建築会社と相見積もりをした結果、知り合いに外構を依頼しました。その際、デザインは住友林業で作成してもらったイメージをもとに施工してもらいました。

質問6:門前払いされるって本当?

→私達家族が門前払いされることはなかったです。

質問7:営業担当者や設計者の対応はどうだった?

→営業担当の方も設計者の方もとても好印象でした。対応面についての不満はなかったです。

質問8:施工不良はありましたか?また、対応はどうでしたか?

→配管が砂で詰まっていた、壁紙にヒビが入ったということがありました。どちらも迅速に対応してもらえました。

質問9:アフターサポートなどの対応はどうだった?

→点検の際に、手入れの指導をするなど、丁寧に対応してくれました。特に不満に感じることはありませんでした。

質問10: 保証期間は?

→定期点検や30年目の点検を行うことで、最大60年まで保証期間が延長できます。